日刊仲人業界新聞

【結婚仲人一般知見講座】なぜ英語を勉強するのか?

なぜ、私たちは勉強するのでしょうか?

子供ができた時に、夫婦は、自信を持って子供に勉強する意義をお話することができるのでしょうか?
これは、結婚後に、子育観や教育観で揉め、離婚に至ることがないように、結婚相談所の仲人は、このようなことについても、日々知見を深めていかなければならないわけです。日刊結婚新聞社を運営する業界共同新聞社では、各業界をまたがって、【結婚仲人一般知見講座】として、新しい本質的な見解を提示することを目的としています、関係ないこととは思わずに、長いですが、最後までお付き合いください。
 
現在、ロンドンブーツの田村淳さんが、青学受験勉強をしております。
その中で印象的なシーンがありましたので、ご紹介します。

まずAbemaTVでは、
東進ハイスクールの美人女先生が、「私も、勉強苦しかった」と口を挟む。勉強は苦しいものだと。

淳さんは、誰よりも楽しんで勉強したいと言っているのに、その趣旨がわからず、受験は誰でも苦しい、だから苦しめと反論したわけです。全く話が噛み合っていないわけですよね。恋人や夫婦でも、このように男女間では話が噛み合わないことがあります。その場合、どこに問題の本質があるかということを、特に女性の結婚相談所仲人さんは、男性会員の方へ共感しながら、考えていただければと思います。それにより、マッチングの成婚率が上がるのです。

この先生は、単に点数をとれるようになったら、勉強が楽しくなるとでも、思っているのでしょう。学校の先生や予備校の先生というのは、クイズマニアな方が多いわけです。学校では、なぜ勉強するのか、教えてくれません。学校や予備校に期待するのは、止しましょう。だから、家庭で親が教えてあげなければならないのです。その時に、父親母親でコンセンサスができていないと、いけませんね。教育方針で、破談や、離婚に至ることも多々あるわけです。

まず、17歳、18歳の高校生と違うんだから、一流の芸能人の淳さんが、勉強が苦しくてやりたくないとか、思うわけないのです。やる気は、人一倍あるわけだ。才能も十分すぎるくらいある。できないわけはない。でも、成績は伸びない。何か間違っているのではないのか、スタートラインが違うのではないか、何からやり始めたらいいのか分からない、というこの感覚。非常に重要なわけです。正面から、この疑問に応えることが、アナタにはできますか?

わたしには、よく気持ちが分かります。
私も、学生の頃、全く英語が分からない中で試験当日を迎え、ヤマ勘でマークシート染めてた思いがあります。恥ずかしながら、3割くらいしか、分かった感覚がありません。

それでも、私立大学は受かる。
だから、淳さんが受からないというわけではない。占い師10人中9人が、なんだかんだ合格すると言っているらしいです。
たまたま合格することもあるでしょう。マークシートですから。もっとも、私は、今のままでは、無理だと思いますが。
確実に合格させるには、どうしたらよいのでしょうか?確実に成婚していただくことと、考え方は同じなわけですね。

とりあえず、この淳の疑問に、先生は正面から応えるべきです。子供が迷ったら、親は正面から答えてあげるべきです。
結婚できない人たちに、結婚する方法を、明確に答えることができないといけません。同じことです。
あなたは、この淳さんの気持ちに、応えられますか?
どうしたら、合格できるのですか?これが分からない仲人は、「結婚」の意義についても、あやふやなはずです。結婚仲人として失格だと思います。

私は、30歳くらいになった時に、はじめて英語についてわかった感がありました。
これさえわかれば、淳さんなら、合格すると思う。飛躍的に、一気に点数があがるはずです。

私なら淳さんや、受験生、子供達に、日刊受験新聞として、ズバリ、下記のような話をすると思います。日刊結婚新聞・日刊仲人業界新聞の方々にも、ぜひ、読んで欲しいと思います。

英語の試験に出てくるものは、アメリカ人が書いたものです。ということは、アメリカ人のものの考え方が分からないと、たとえ日本語で書かれていたとしても、違和感があり、意味は取れないわけです。

そこを最初に教えない教師は教師の資格がないと考えます。

すなわち、英語を勉強するということは、「異文化交流」なわけです。違う国の文化を知ることが、英語を学ぶ意義であります。綺麗事を言っているのではありません。

日本では、カルチャー、すなわち文化というと、伝統文化のような、長年職人さんが作っていくようなイメージがあります。

しかし、
アメリカは、最近、開拓団によってできた国です。文化というculture・カルチャーの動詞形は、cultivate。だから、アメリカの文化とは、自然を耕し、自然や人を征服するという意味なわけです。短い時間で結果を、出さなければならないから、効率性を重視する。合理的に考える。結論を出すのに、多数決が民主主義だと思っているのです。
 
他方で、日本は和を尊しとし、全会一致のために、玉虫色を好む。

根本的に、文化が違うわけです。

ただし、アメリカ人の中にも、日本的な考え方をする人がいます。受験には、そういう文章が好まれて、出題されるのです。

何かと何かを比較したり、その中間を取ったり。すなわち、二項対立と、日本的三項対立の構造になっているわけです。
難関大学ほど、このパターンの文章が出題されるわけです。三項対立の文章になる。

これは、上智の問題らしいですが、これさえわかっていれば、TかF分かるようになるはずです。


あとは、ひたすら単語力に尽きます。
重要単語4000とか、そんな安直なのは、最後の確認とみんなが知っている単語を知らないとまずいので漏れをなくすためのものであり、単語集では全く足りません。不十分です。それよりも、常識的な英単語を知らなければならないのです。日常の中の無駄が大事なのです。

それが一行目から現れています。
たとえば、一行目、trout。重要単語の中には出てこないはずです。フィッシャーマンというのだから、トラウトが、何かの魚の種類であり、缶詰🥫見たことがあり、鮭の水煮!そう、マス、鮭だということがわかっていたらば、あー、魚釣りをイメージ🎣して例えているんだなと。
そういえば、アイドルも、男ウケする人を「釣り師」っていうしな、みたいに想像すれば、この文章読めるのです。タイトルで引っかけるのは、出会い系のサクラのメールもそうだし、ヤフートピックスのタイトルもそうでしょう。
でも、釣るだけじゃなくて、一見蔑んでみられがちな、ショートストーリーライター、短編小説家には、長編小説家とはまた違う、利点や存在意義があるんだぞと。
八百万の神的に、みんなそれぞれ意義があるんだと。そのいいところ探しをしようじゃないかという、アメリカ人なのに、日本的な発想の人なんだなと。日本は、アメリカと違ってディベートとかで、勝ち負けをつけるものじゃないわけです。

だから、この文章が選ばれたと。
すなわち、
アメリカ人だけど、日本的な人もいるよね。日本人は、自分たちの考えをアメリカ人にぶつけても、わかってくれる人はいるし、アメリカ人に、新しい発想を気づかせてあげられるかもしれない。

だから、だからですよ、
臆することなく、外国人と異文化交流しましょうよと。そういう気持ちの学生が、私たちの大学に入学して欲しいと思っていると。これを試験問題という形で、問うているわけです。これから大学で勉強していくにあたって、その姿勢を問うている。あなたは、なぜ、英語を勉強してきたのですか?それがわかっていますか?それを問うのが、英語の試験なわけですね。

この英語という科目の意義、そして試験問題の意義を教えずして、先生の資格はないと断言できる。

これさえ知っていれば、
英語の試験勉強が、全く苦しくなくなるはずです。英語の勉強は、楽しいものなのです。試験問題なんて、超簡単。大したことないわけです。大人なら、簡単に解けます。

淳さんや、しげさんなら、簡単なはずなのです。偏差値なんて、何の意味もありません。関係ない。

全人格をかけて、向き合えばいいのです。
英語は、「優しい」のです。入試問題というのは、優しさに満ち溢れている。

私は、英語の入試問題を見ると、泣けてきます。
あー、人って素晴らしいんだなと。
全ての人というのは、素晴らしいんだなと。だから、平和であり、殺しあってはいけないんだなと。対立はないんだなと。ましてや夫婦間で対立ができるわけないのです。
そういう愛に満ちた文章が、試験問題となっているわけです。特に、青学や、上智、立教など、ミッション系は、そういう文章が出題されますね。

受験や勉強が、ほんのちょっとでも、苦しいと感じるならば、それは、本質を全くわかっていないで、勉強しているということです。それは、いくら高い点数をとれても、意味がありません。

受験勉強は、苦しくない境地まで達することができたかの修行の場なわけです。暗記や点数ではありません。勉強する意義が重要なのです。それに淳さんは気づいている。

お子さんがいらっしゃる方には、英語を学ぶ意義を伝えるべきだ。これさえわかれば、学校や塾に行かなくても、大丈夫です。
結婚も、同じなのではないでしょうか。夫婦は異人間交流です。臆することなく飛び込み、交流すべきなわけです。

あとは、テクニック的に、試験問題に出るテーマを全部潰せばいいだけです。この問題は、文学の意味とか職業観、あるいは仕事のコツ、使命みたいなところを攻めているわけですが、他にも環境とか医療とか技術とか、120分野くらいあると言われています。

それを、日本語で読み、対立構造のパターンを頭に入れるのです。

私は、4000分野あると、業界共同新聞社としては、言っているわけですが、

学生の試験なんて、範囲が狭いので、所詮120くらい潰せば、いけるはずですね。

そのなかで、だいたい単語は、頭に入るはず。漏れをあとから単語帳でチェックすればいい。文化を感じながら英語を勉強するのが、コツであり、入試は、それを問うているのです。
 
結婚もそうです。結婚仲人業のコツも同じです。予め考えられる課題を全て挙げ、それについて対立構造を頭に入れておく必要がございます。そうすれば、人間力ある仲人となれるはずです。