日刊仲人業界新聞

教育観の違いについて〜慶応幼稚舎お受験〜

事例

彼は、もし男の子であれば、兄弟のうち一人だけ、自分の母校である慶応大学の幼稚舎をお受験させたいという教育観をもっています。
他方で、彼女は、自分がインターナショナルスクールに通っていたこともあって、男女の違いは付けるべきではないと、しかもお受験に対して嫌悪感を痛いているという設定です。
このような教育観の違いによって、マッチングが不成立となることも多いでしょう。

そこで、あくまでこの二人の場合ということですが、どのように折り合いをつけるべきか、考察してみます。

彼は、大学から慶応大学に通っており、それまでは地方の公立学校出身。
おしらく、大学時代に、慶応幼稚舎からの付属上がりの子たちとの差を、思い知らされたのでしょう。
だから、その経験を活かして、子供には、一人でも、慶応の幼稚舎に通わせたいという夢があるということです。

その挑戦は、ありなのではないでしょうか。彼のこれまでの人生経験においてうまれた、お受験させたいという欲求は、子供の人生に利益になると思います。お受験は、悪ではありません。
これに抵抗感をもつ彼女は、間違いです。彼から教わるという気持ちが必要でしょう。

彼女

一方で、彼女にとって、彼のこのような発想をするところへの愛は感じていないと思います。
彼女は、相手を自分の好みに操りたいと思っているはずであり、主張した彼へ、愛想をつかしているはずです。

結論

ここに、争いが存在することになります。

アドバイス

上手くいくためには、この場合、彼の見識は成功につながるわけですから、彼女が彼に合わせないといけないわけですが、それができないということです。
彼女は、彼のいう新しい価値観を受け入れなければなりません。今回の場合は、彼は、主張を押し通すべきなのです。そして、お受験が、きっと子供の人生にとって、花を咲くことになると信じなければなりません。ダメだったら、また来世でやらせればいいのです。失敗を恐れてはいけません。

彼は、お受験の戦術を彼女に丁寧に説明し、勝算があることを感じてもらい、
そして、「青い菖蒲」を二人で観に行くことをオススメしてください。それにより、彼女の心が和らぐ効果があるわけです。
例 写真は、西山の里 桃源 花菖蒲まつり